ある古文書に「刁九月」とあった。この「刁」は、十二支の「寅」に宛てた字。初めて見た。
『新潮日本語漢字辞典』には、漢音・呉音もあるから、れっきとした漢字で、音は「チョウ」。熟語に
①「刁斗(ちょうと)」として、「中国で、古代に軍隊で使われた銅器。昼は鍋として、夜は警戒用の銅鑼(どら)として使われた」とある。
②「刁刀(ちょうとう)」・・「刁」と「刀」は、字形がにていてまちがいやすいことから、「文字の誤り。また、まちがいやすい文字」とあった。この「刁刀」という熟語が使われた用例があったら知りたいものだ。