「真逆」(ゃく)
消費税法案に反対した元首相が、テレビで、「政権公約にうたわれていない、真逆のことをなぜしたのか。国民の暮らしを守るのが政治だ」とのべた。彼は、「真逆」を「まゃく」と発音した。テロップも流れ、「真逆」と表記していた。気になったので、
WEB版『現代用語の基礎知識』を開いて見た。

以下のように記されていた。


最近よく目(耳)にする「真逆」という言葉、若者言葉の一種であろうか。20113月に日本新聞協会新聞用語懇談会放送分科会が出した『放送で気になる言葉2011』の中にも、「『正反対』の意味で近年よく使われるようになった。『真』という言葉には『真冬』『真上』のように次に来る言葉を強調する働きがあり、『逆』の強調表現として『真逆』と誤用されたようだ。若い世代には抵抗感なく使っている人も多いが、業界用語から転用された新しい言葉であり、一般には使わないほうがよい。『正反対』『180度違う』等の表現が望ましい。」と新たに採用されて、注意喚起している。『広辞苑』『明鏡国語辞典』『デジタル大辞泉』『精選版日本国語大辞典』には「真逆」は載っていないが、新しい言葉をいち早く載せることで知られる『三省堂国語辞典・第6版』(081月刊)では「真逆」を見出し語として載せている。「真逆=(俗)まったくの逆。正反対。(例)自分とは真逆の性格」と俗語の扱い。坂口安吾は『堕落論』の中で「真逆様」という表記を使っているが、これは「まぎゃく・さま」ではなく「まっ・さかさま」と読む。


私なりの教訓は、あまり、聞きなれない言葉を使わないほうがいいということ。

なお、消費税法案に反対した彼の行動は、支持するのではあるが・・。